top of page
the Road of the school OD

学校の組織開発物語
記事を探す


連載4/「協同学習」で理系の対話力を育み、チームで学び合うキャリア教育を実践【大阪電気通信大学】
今回の連載シリーズでは、2025年度から大阪電気通信大学で始まった「ジャンプスタート週間」における取り組みに注目。新入生の大学適応を促すために、複数の学科で弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』 を導入していただき、それにまつわる方々にプログラムの体験談やその後の変化について話を伺ってきました。 連載の最後にご登場いただくのは同大でキャリア教育コンテンツの開発を担う、斉藤 幸一先生(教育開発推進センター 特任講師)です。日本語教育を専門とし、ライティング指導の経験豊富な斉藤先生は、理系学生のコミュニケーション課題に、「協同学習」の視点からアプローチしておられます。他者と共に学ぶという点において、チームビルディングと合い通じる部分も多い教育手法を用いておられる斉藤先生の目には、『自己の探求』はどのように映っているのか?プログラムを見学した感想やその後の学生の様子など、率直な思いを語っていただきました。 ―― まずは斉藤先生のご経歴についてお伺いしたいのですが、ご専門とこれまでのキャリアについてお聞かせください。 斉藤先生 ...
11月10日


連載3/「友達できるかな?」その不安が、最高の仲間と出会うきっかけに【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学では新入生ガイダンスの抜本的な見直しを行い、2025年度より授業開始をこれまでより1週間遅らせ、学科単位で大学適応をスムーズにするためのさまざまな取り組みが行っておられます。これを機に、総合情報学部情報学科では、新入生の大学生活への適応を円滑にするため、弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』を 実施していただきました。前回のインタビューでは、学科主任の升谷 保博先生(総合情報学部 情報学科 教授)にお話をお伺いしましたが、当の学生たちはどのように感じたのか?今回は、プログラムに参加した総合情報学部情報学科の1年生、SさんとIさんにインタビュー。入学直後でお互いに面識のない学生たちが、様々なワークショップを通じて互いを知り、コミュニケーションをとるこのプログラムは、彼らの大学生活にどのような影響を与えたのでしょうか。入学前の不安、プログラム体験で感じたことや交友関係の変化について、率直な思いを語っていただきました。 大阪電気通信大学 総合情報学部 情報学科1年のSさん(写真左上)とIさん(写真右上) ――...
10月27日


連載2/自信がない学生に「できる」体験を。自分で選んだ仲間とグループワークに臨む【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学では、新入生が落ち着いて学ぶ態勢を整えられる準備期間として、2025年度より2週間の「ジャンプスタート週間」を設けておられます。新入生ガイダンスの抜本的な見直しを行い、授業開始をこれまでより1週間遅らせて、学科単位で大学適応をスムーズにするためのさまざまな取り組みが行われました。その中で、3つの学科で弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』を 実施していただきました。なぜ今、このようなプログラムが必要だと思われたのか。『自己の探求』2日版を導入していただいた情報学科の学科主任の升谷 保博先生(総合情報学部 情報学科 教授)に、導入の背景や、当日あるいはその後の学生の様子を見て感じたことについてお聞かせいただきました。 ――まずは簡単に升谷先生のご経歴をお伺いできますでしょうか?先生は大学から情報を学んでおられたんですか? 升谷先生 いえ、実は大学生のときはロボットをやりたくて、大阪大学の基礎工学部機械工学科に入学しました。大学院でもロボットの研究をしていたのですが、研究でコンピューターやプログラミングに触れるうちに、だ
10月10日


連載1-3/AIでチームビルディングの効果を測定。学生成長のための真の課題とは【大阪電気通信大学】
新入生ガイダンスの刷新により、学生同士の関係性が深まり、授業の出席率も向上した大阪電気通信大学。しかし、そのポジティブな変化を、どう客観的に評価し、学内全体のコンセンサスへとつなげたらよいのか。この難題に、改革を主導した学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授)は、AIや機械学習の知見を活かした独自の分析で挑もうしておられます。分析材料として用いられたのは、3学科で実施された チームビルディングプログラム『自己の探求』 の、事前・事後アンケートの結果。プログラム開発者の理論を学習させた「デジタルツイン」で、学生の変化の質を解き明かし、数値の上下だけでは見えない成長の可能性を探っておられます。最終話では、ユニークな効果測定から見えた確かな手応えと、大学が次のステージへ進むための本質的な課題について迫ってみました。 ――先ほど「自己の探求を体験した新入生は大学生活を楽しんでくれているように感じている」とおっしゃっていただいたのですが、プログラムの効果を検証するため、溝井先生独自で学生アンケートの分析を行ってくださったと聞きま
9月25日


連載1-2/関係性は深まった。次なる課題は「学び合い」への転換【大阪電気通信大学】
新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直した大阪電気通信大学。新入生が大学生活にスムーズに軟着陸するようにと、2025年度から2週間の「ジャンプスタート週間」を設けています。準備期間を2週間に延長したことで、アセスメントテストやPCセットアップのほか、各学科による親睦行事なども余裕をもって実施できるようになったそうです。学科別企画の一部として、3学科では弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』 も導入させていただきました。例年にない試みを終え、学生にはどのような変化が起きているのか?新入生ガイダンスのリニューアルがもたらした具体的な変化や、その先に見えてきた新たな課題とは何か。学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授)に聞かせていただきました。 ――様々なハードルを乗り越えて、『自己の探求』を導入いただきましたが、溝井先生は当日の様子もご覧になったのでしょうか? 溝井先生 はい。実施された3学科のうち、1日版を実施した2学科の学生の様子はずっと見ていました。 ――当日の様子をご覧になっての率直なご感想をお聞かせ
9月10日


連載1-1/大学適応を促す2週間の「ジャンプスタート週間」誕生の背景【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学は、1941年に創設された東亜電気通信工学校にルーツを持ち、情報教育を出発点として、あらゆる学問に先進の情報テクノロジーを取り入れた教育を展開しておられる大学です。これまで記事で取り上げてきた多くの大学と同様に、同大学でも新入生の大学適応に課題を感じておられたそうです。そこで、2025年度より、授業開始をこれまでより1週間遅らせることを決断。新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直して、2週間の「ジャンプスタート週間」を設ける取り組みを始めておられます。学生が大学生活にスムーズに軟着陸するための準備期間の構想はいかにして生まれ、実現にこぎつけたのか。この取り組みの中心人物のひとりである学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授に、立ち上げの背景と新制度に込めた思いを聞いてみました。 ――まず、溝井先生のご経歴とご専門についてお聞かせいただけますでしょうか。 溝井先生 専門は物理学です。物事の基本は物理学だろうと考え、理学部物理学科に入り、大学4年生で研究室に配属されて以来、ずっと原子核を主な研究テーマにし
8月25日


連載2-3/職員の「ダブルメジャー」で教員・学生を力強く支える【千葉工業大学】
千葉工業大学では新入生の大学適応をスムーズにするため、学科別の新入生ガイダンスを行っています。新入生ガイダンスでは、教員の負担軽減、他学科との情報共有などの意味合いもあり、教職協働で取り組んでいるのが同大の特徴です。この取り組みに限らず、同大では学科ごとに担当職員を置き、さ...
2024年12月24日


連載1-1/新入生の距離が一気に近づく新入生ガイダンスで「ぼっち」を解消【千葉工業大学】
千葉県習志野市に本部を置く千葉工業大学は、1942年創立の歴史ある工業大学。1学年の定員は約2000人と国内有数の規模を誇ります。工学部では2010年頃から学科別に、新入生の交流を深めるためのガイダンスを行っています。機械電子創成工学科では、2021年から...
2024年10月9日
Search by Univ
他の大学の記事を探す
bottom of page