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the Road of the school OD

学校の組織開発物語
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連載3/「友達できるかな?」その不安が、最高の仲間と出会うきっかけに【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学では新入生ガイダンスの抜本的な見直しを行い、2025年度より授業開始をこれまでより1週間遅らせ、学科単位で大学適応をスムーズにするためのさまざまな取り組みが行っておられます。これを機に、総合情報学部情報学科では、新入生の大学生活への適応を円滑にするため、弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』を 実施していただきました。前回のインタビューでは、学科主任の升谷 保博先生(総合情報学部 情報学科 教授)にお話をお伺いしましたが、当の学生たちはどのように感じたのか?今回は、プログラムに参加した総合情報学部情報学科の1年生、SさんとIさんにインタビュー。入学直後でお互いに面識のない学生たちが、様々なワークショップを通じて互いを知り、コミュニケーションをとるこのプログラムは、彼らの大学生活にどのような影響を与えたのでしょうか。入学前の不安、プログラム体験で感じたことや交友関係の変化について、率直な思いを語っていただきました。 大阪電気通信大学 総合情報学部 情報学科1年のSさん(写真左上)とIさん(写真右上) ――...
10月27日


連載1-3/AIでチームビルディングの効果を測定。学生成長のための真の課題とは【大阪電気通信大学】
新入生ガイダンスの刷新により、学生同士の関係性が深まり、授業の出席率も向上した大阪電気通信大学。しかし、そのポジティブな変化を、どう客観的に評価し、学内全体のコンセンサスへとつなげたらよいのか。この難題に、改革を主導した学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授)は、AIや機械学習の知見を活かした独自の分析で挑もうしておられます。分析材料として用いられたのは、3学科で実施された チームビルディングプログラム『自己の探求』 の、事前・事後アンケートの結果。プログラム開発者の理論を学習させた「デジタルツイン」で、学生の変化の質を解き明かし、数値の上下だけでは見えない成長の可能性を探っておられます。最終話では、ユニークな効果測定から見えた確かな手応えと、大学が次のステージへ進むための本質的な課題について迫ってみました。 ――先ほど「自己の探求を体験した新入生は大学生活を楽しんでくれているように感じている」とおっしゃっていただいたのですが、プログラムの効果を検証するため、溝井先生独自で学生アンケートの分析を行ってくださったと聞きま
9月25日


連載1-2/関係性は深まった。次なる課題は「学び合い」への転換【大阪電気通信大学】
新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直した大阪電気通信大学。新入生が大学生活にスムーズに軟着陸するようにと、2025年度から2週間の「ジャンプスタート週間」を設けています。準備期間を2週間に延長したことで、アセスメントテストやPCセットアップのほか、各学科による親睦行事なども余裕をもって実施できるようになったそうです。学科別企画の一部として、3学科では弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』 も導入させていただきました。例年にない試みを終え、学生にはどのような変化が起きているのか?新入生ガイダンスのリニューアルがもたらした具体的な変化や、その先に見えてきた新たな課題とは何か。学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授)に聞かせていただきました。 ――様々なハードルを乗り越えて、『自己の探求』を導入いただきましたが、溝井先生は当日の様子もご覧になったのでしょうか? 溝井先生 はい。実施された3学科のうち、1日版を実施した2学科の学生の様子はずっと見ていました。 ――当日の様子をご覧になっての率直なご感想をお聞かせ
9月10日


連載1-1/大学適応を促す2週間の「ジャンプスタート週間」誕生の背景【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学は、1941年に創設された東亜電気通信工学校にルーツを持ち、情報教育を出発点として、あらゆる学問に先進の情報テクノロジーを取り入れた教育を展開しておられる大学です。これまで記事で取り上げてきた多くの大学と同様に、同大学でも新入生の大学適応に課題を感じておられたそうです。そこで、2025年度より、授業開始をこれまでより1週間遅らせることを決断。新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直して、2週間の「ジャンプスタート週間」を設ける取り組みを始めておられます。学生が大学生活にスムーズに軟着陸するための準備期間の構想はいかにして生まれ、実現にこぎつけたのか。この取り組みの中心人物のひとりである学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授に、立ち上げの背景と新制度に込めた思いを聞いてみました。 ――まず、溝井先生のご経歴とご専門についてお聞かせいただけますでしょうか。 溝井先生 専門は物理学です。物事の基本は物理学だろうと考え、理学部物理学科に入り、大学4年生で研究室に配属されて以来、ずっと原子核を主な研究テーマにし
8月25日


連載3-1/学生の「元気がない」を打破する学科プロジェクト発足の裏側【広島工業大学】
さまざまな大学の改革や取り組みにおいて、組織や集団がどのように変化していくかに焦点を当て、当事者の方に取材をさせていただいている本連載。広島工業大学編では、ここまで、 川原先生 と 村上先生 に、電気システム工学科の新入生オリエンテーションや、電気システム工学科独自の学生プ...
5月12日


連載2-1/ベンチャー起業から大学教授へ!村上先生の異色キャリアが導く学生活性化のヒント【広島工業大学】
新入生の大学適応をスムーズにするため、広島工業大学 電気システム工学科では弊社のチームビルディングプログラム「自己の探求」を活用していただいています。前回まではプログラム導入の背景やねらいについてご紹介してきましたが、連載第2回は、その取り組みをきっかけに始まった学生の主体...
3月25日


連載1-3/技術者にも社会人基礎力は必要か?これからの工学教育の在り方を模索する【広島工業大学】
連載第1回、第2回では、広島工業大学の工学部電気システム工学科における新入生オリエンテーション改革から学生プロジェクト「HIT-ALPs」の誕生へのプロセスについて川原耕治先生(工学部 電気システム工学科 教授)に話を聞いてきました。学生が「与えられる学び」から脱却し、主体...
3月10日


連載1-1/同じ釜の飯を食えば仲良くなる?今どき学生の大学適応に有効なのは?【広島工業大学】
広島工業大学は創立から50余年。5万人を超える卒業生を輩出し、現在は工学・情報・環境の3学部11学科を擁し、実践的な技術者の育成に力を注いでいる大学です。新入生の大学適応をスムーズにするため、電気システム工学科では新入生オリエンテーションとして宮島での宿泊研修を行っていらっ...
2月10日


連載2-2/入学直後のチームビルディングで授業運営がスムーズになる【千葉工業大学】
千葉工業大学工学部では新入生の大学適応をスムーズにするため、学科別の新入生ガイダンスを行っています。2021年からは チームビルディングプログラム『自己の探求』 の一部を機械電子創成工学科の新入生ガイダンスに活用していただいておりますが、そのきっかけをつくってくださったのが...
2024年12月10日
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