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the Road of the school OD

学校の組織開発物語
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連載2/自信がない学生に「できる」体験を。自分で選んだ仲間とグループワークに臨む【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学では、新入生が落ち着いて学ぶ態勢を整えられる準備期間として、2025年度より2週間の「ジャンプスタート週間」を設けておられます。新入生ガイダンスの抜本的な見直しを行い、授業開始をこれまでより1週間遅らせて、学科単位で大学適応をスムーズにするためのさまざまな取り組みが行われました。その中で、3つの学科で弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』を 実施していただきました。なぜ今、このようなプログラムが必要だと思われたのか。『自己の探求』2日版を導入していただいた情報学科の学科主任の升谷 保博先生(総合情報学部 情報学科 教授)に、導入の背景や、当日あるいはその後の学生の様子を見て感じたことについてお聞かせいただきました。 ――まずは簡単に升谷先生のご経歴をお伺いできますでしょうか?先生は大学から情報を学んでおられたんですか? 升谷先生 いえ、実は大学生のときはロボットをやりたくて、大阪大学の基礎工学部機械工学科に入学しました。大学院でもロボットの研究をしていたのですが、研究でコンピューターやプログラミングに触れるうちに、だ
10月10日


連載1-2/関係性は深まった。次なる課題は「学び合い」への転換【大阪電気通信大学】
新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直した大阪電気通信大学。新入生が大学生活にスムーズに軟着陸するようにと、2025年度から2週間の「ジャンプスタート週間」を設けています。準備期間を2週間に延長したことで、アセスメントテストやPCセットアップのほか、各学科による親睦行事なども余裕をもって実施できるようになったそうです。学科別企画の一部として、3学科では弊社の チームビルディングプログラム『自己の探求』 も導入させていただきました。例年にない試みを終え、学生にはどのような変化が起きているのか?新入生ガイダンスのリニューアルがもたらした具体的な変化や、その先に見えてきた新たな課題とは何か。学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授)に聞かせていただきました。 ――様々なハードルを乗り越えて、『自己の探求』を導入いただきましたが、溝井先生は当日の様子もご覧になったのでしょうか? 溝井先生 はい。実施された3学科のうち、1日版を実施した2学科の学生の様子はずっと見ていました。 ――当日の様子をご覧になっての率直なご感想をお聞かせ
9月10日


連載1-1/大学適応を促す2週間の「ジャンプスタート週間」誕生の背景【大阪電気通信大学】
大阪電気通信大学は、1941年に創設された東亜電気通信工学校にルーツを持ち、情報教育を出発点として、あらゆる学問に先進の情報テクノロジーを取り入れた教育を展開しておられる大学です。これまで記事で取り上げてきた多くの大学と同様に、同大学でも新入生の大学適応に課題を感じておられたそうです。そこで、2025年度より、授業開始をこれまでより1週間遅らせることを決断。新入生ガイダンスのあり方を抜本的に見直して、2週間の「ジャンプスタート週間」を設ける取り組みを始めておられます。学生が大学生活にスムーズに軟着陸するための準備期間の構想はいかにして生まれ、実現にこぎつけたのか。この取り組みの中心人物のひとりである学務部長の溝井浩先生(共通教育機構・数理科学教育研究センター 教授に、立ち上げの背景と新制度に込めた思いを聞いてみました。 ――まず、溝井先生のご経歴とご専門についてお聞かせいただけますでしょうか。 溝井先生 専門は物理学です。物事の基本は物理学だろうと考え、理学部物理学科に入り、大学4年生で研究室に配属されて以来、ずっと原子核を主な研究テーマにし
8月25日


連載1-1/新入生の距離が一気に近づく新入生ガイダンスで「ぼっち」を解消【千葉工業大学】
千葉県習志野市に本部を置く千葉工業大学は、1942年創立の歴史ある工業大学。1学年の定員は約2000人と国内有数の規模を誇ります。工学部では2010年頃から学科別に、新入生の交流を深めるためのガイダンスを行っています。機械電子創成工学科では、2021年から...
2024年10月9日


連載3-2/学生のチームビルディングを教員の組織づくりにも活かすために【文教大学】
文教大学国際学部では、2016年度より、チームビルディングプログラムを活用して、学生ファシリテーターの育成や新入生の大学適応をスムーズにする試みが行われています。プログラムの体験によって先輩学生がゼミなどでリーダーシップを発揮したり、新入生の仲間づくりや教員とのコミュニケー...
2024年8月26日


連載3-1/新入生をサポートする体験が上級生のリーダーシップを引き出し自信につながる【文教大学】
文教大学国際学部では、2016年度より、新入生対象の交流会で チームビルディングプログラム を活用しています。先輩学生30名ほどを募り、チームビルディング研修を行って「学部リーダー」を養成。さらに、彼らがファシリテーターを務めて新入生のチームビルディングプログラムを行うとい...
2024年8月19日
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